ダイエットの新常識69:塩抜きダイエットで豆腐が強い味方になる理由
塩抜きダイエットを始めると、多くの人がまず「ご飯と野菜」を中心にメニューを組み立てることになります。白米や玄米、さつまいも、果物、そして蒸し野菜——これらは塩を使わなくてもそれなりに美味しく、手軽に摂れる「味方」です。
しかし、ここでひとつ問題が出てきます。
**それは「タンパク質不足」**です。
タンパク質が不足しがちな理由
多くの人が「肉や魚は塩がないと食べられない」と感じています。確かに、焼き魚には塩がほしいし、肉を焼くときにも塩や醤油をかけたくなる。結果として、塩抜きダイエット中は、肉や魚が遠のきがち。
すると、必然的に主食(糖質)と野菜ばかりの食事になり、糖質過多・タンパク質不足という構図が出来てしまいます。
豆腐が救世主になる
そこで登場するのが豆腐。
豆腐のいいところは以下の通りです。
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どこでも手に入る
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値段が安い
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火を通さなくても食べられる
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味が淡白なので塩を使わなくてもアレンジしやすい
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高タンパク・低糖質でヘルシー
今回は、「塩を使わない豆腐の食べ方」をいくつかご紹介します。塩なしでもおいしく食べられるレシピばかりですので、ぜひ塩抜きダイエット中の一品として取り入れてみてください。
レシピ①:冷ややっこ(塩なしver.)
材料
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絹ごし豆腐
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オリーブオイル
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レモン果汁(または酢)
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黒こしょう
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おろししょうが or 香味野菜(みょうが、シソなど)
ポイント
醤油は使わず、香りと酸味、油のコクで満足感を出します。
「香味×油×酸味」の組み合わせがカギ。
レシピ②:豆腐ステーキ(塩なしver.)
材料
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木綿豆腐(しっかり水切り)
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ごま油 or オリーブオイル
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にんにくスライス
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酢+きのこだし(ポン酢代替)
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こしょうや唐辛子(アクセントに)
ポイント
きのこやタマネギを一緒に焼くと旨味アップ。
酸味と香ばしさで「塩なし」をカバーできます。
レシピ③:豆腐の香味野菜マリネ
材料
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絹ごし豆腐
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みょうが、青じそ、ねぎなどの香味野菜
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酢
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オリーブオイル
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白すりごま
作り方
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豆腐は水切りして食べやすくカット
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香味野菜を刻み、酢+オイルでマリネ液を作る
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豆腐にかけて冷やすだけ
ポイント
香味野菜が主役。冷やして食べるとさっぱり感◎
レシピ④:とっておきの簡単冷ややっこ
鰹節粉+七味だけで驚くほど美味しい!
材料
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絹ごし豆腐
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鰹節の粉(市販のものやミルで粉にしたもの)
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七味唐辛子
作り方
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豆腐を器に盛る
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上から鰹節粉をたっぷりかける
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お好みで七味唐辛子を少々ふるだけ
ポイント
塩も醤油も一切使わず、鰹節の旨味と七味の風味だけで完成。
超簡単で、驚くほど美味しく、何丁でも食べられます。
まさに「塩抜きダイエットの裏技的一品」です。
まとめ:豆腐を味方に、塩抜きダイエットを乗り切ろう
塩抜きダイエット中は、ついつい糖質に偏りがち。でも、豆腐を活用すれば手軽にタンパク質を補い、食事のバランスも整えやすくなります。
そして何より、豆腐は「安くて・どこにでもあって・塩なしでも満足できる」という最強の味方。
ぜひあなたの冷蔵庫にも1丁、いや2丁、常備しておきましょう