塩分を摂りすぎると体脂肪がつくと聞いたことはありませんか？
塩分は、糖分でも脂質でもないので体脂肪がつく直接の原因ではありません。しかし、塩分を摂ることによって体脂肪がつきやすい体になります。塩分を摂ることによって太るメカニズムを知ることによって、効率的にダイエットを進めましょう。

塩分を摂ると太りやすくなるメカニズム

塩分を摂ると太りやすくなる原因はいくつかあります。

塩分は食欲を増す効果がある？

塩分をたくさん摂取していると、より多くの脂肪分を摂取したいという食欲増進効果が生じます。通常の食事で満足感が得やすい人も、食塩を摂取すると味覚が鈍くなり、たくさん食べないと満足できなくなる傾向があります。さらに、より味の濃い料理を求めるようになり、そこで塩分を摂取するという悪循環に入ってしまいます。

塩分を摂ると太るスイッチがオンになる？

塩分をたくさん摂った体は、食事で摂った糖質を脂肪に蓄えやすい糖分に変化させる性質があることがわかっています。
体内の塩分濃度が高いと人の体は脂肪を蓄えようとするスイッチがオンになります。
このように塩分には体に脂肪がつきやすくなる性質を持っています。

塩分を摂ると太って見える？

塩分を摂ると血液内の塩分濃度が高くなります。人には体内の血液濃度を一定にする機能が備わっています。そのため、通常よりも水分を体に蓄えていき、実際に食べている以上に太って見える「水太り」状態になってしまいます。また、塩分を摂取することによるむくみの原因になりやすくなるため、ダイエットに大敵だと言えます。

塩分を抑えてダイエットをするには？

塩分が大敵な要素だとわかっていただけたと思います。かといって、料理中の塩分を抑えるのは難しいですよね。そこで、簡単に始められるダイエットの方法を3つご紹介します。自分の体に合ったダイエット方法を見つけてみてください。

コップ一杯のむダイエット

食事の前にコップ一杯の水を摂取するだけで塩で太りにくくなります。水を飲むことで満腹感が高まり自然と食べる量が減ったり、体内の塩分濃度が抑えられるたりするとのことです。食事の前には意識して飲むようにしましょう。

塩分を排出する

塩分を排出することもダイエットには効果的です。塩分を体外に排出するために適度な運動をすることが大事です。また、カリウムを摂取することも効果があると言われています。カリウムには塩分の排出を助ける働きがあります。

カリウムを豊富に含む食材としてほうれん草、にんじん、バナナ、芋類、大豆、昆布、ひじきが知られています。また、近年ではカリウムのサプリメントも販売しているので気になった方は試してみましょう。

塩分の摂取量を減らす

塩分の摂取量を減らすことを意識しましょう。日本人は日常的に塩分を摂取しすぎていると言われています。健康的な生活を送るために塩分を控えた食生活を始めてみましょう。

塩分を減らすと言っても難しいので、おすすめの方法を紹介します。
それが「塩分ファスティング」です。塩分ファスティングは3日間塩分を摂取せずに過ごすプログラムです。このプログラムを実施することで、味の濃い料理に慣れきった舌をリセットし、食材本来の美味しさを楽しむことができるようになります。少しづつ塩分を抑えて食生活を行っても途中で我慢できなくなってしまうので、3日間しっかりと頑張ることでその後の食生活も改善することができます。

まとめ

塩分には食欲を増やす効果や、食べた食事を脂肪として溜め込みやすくする効果があり、ダイエットをする上でとても重要な役割を持っています。できるだけ塩分を摂取しないようにしてダイエットの成功確率を高めていきましょう。食事前にコップ一杯の水を飲む、カリウムを摂取する、塩分ファスティングを行うなどは簡単に始められるダイエットなので気軽に始めてみてください。

当サイトでは、塩分を抑えたい人向けの無塩スープを販売しています。興味がある方は是非試してみてください。