ダイエットの新常識10:「舌」があなたの体型を左右する
塩味を好む人はむくみやすい?
塩気の強い味を好む人は、知らず知らずのうちに「水太り肥満」に陥りやすい傾向があります。こうしたタイプでは、体脂肪率が高くないにもかかわらず、体内に水分が滞留し、「むくみ」や「体重増加」が目立つことが少なくありません。
主な原因は、過剰な塩分摂取。塩分の多い食事を続けると体内の水分バランスが崩れ、余分な水分が排出されずに蓄積されます。対策として、塩分ファスティング(とこわか式塩抜きダイエット)や、利尿作用のある食品(キウイ、スイカ、キュウリなどカリウムを多く含むもの)の活用が効果的です。
「この人、塩辛い味が好きそうだな」と思う知り合いを思い浮かべてみてください。その方の体型はどうでしょうか?また、スーパーで買い物中、スナック菓子やインスタント食品、加工肉など塩分が多い食品を買い込んでいる人の姿が目に入ったことはありませんか?彼らの体型には、塩分摂取と体重の関係がはっきりと現れているかもしれません。
どうして塩気の強い味を好むようになるのか?
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幼少期の食習慣
幼いころに濃い味付けの家庭料理を食べ続けていると、その味覚が「基準」として刷り込まれます。また、配偶者やパートナーが塩気の強い味を好む場合、その影響で自分の味覚も変化することがあります。こうした状況は「受動塩分」とも呼べるかもしれません。 -
ストレス
ストレスがたまると、私たちは濃い味や強い刺激のある食べ物に手を伸ばしがちです。ストレスによる「辛味」や「塩味」への欲求は、味覚よりも心理的な現象と言えるでしょう。 -
味覚の順応
高塩分の食品を日常的に摂取すると、塩味に対する感覚が鈍り、ますます濃い味を求めるようになります。 -
加齢
年齢を重ねると味覚が変化し、より強い味を求める傾向があります。 -
依存性
塩分を摂ると、脳が快楽物質であるドーパミンを分泌します。この「報酬システム」によって塩味への依存が生まれることがあります。
塩分とドーパミンの秘密
塩分摂取後、口内の塩味受容体がナトリウムを感知すると、その信号が脳の味覚中枢に伝わります。この情報を受け取った脳は「生命維持に必要な栄養素を摂取した!」と判断し、報酬系を刺激してドーパミンを分泌します。このメカニズムは、私たちが進化の過程で生き延びるために形成されたもので、塩味への強い欲求を無意識に助長しているのです。
食欲は抑えられなくても、味覚は変えられる
「食欲は止められないが、味覚は変えられる」—これが塩分ファスティングの基本的な考え方です。
食欲は生存本能に根ざした根源的な欲求であり、これを無理に抑えるのは非常に困難です。一方で、味覚は比較的短期間で変化させることが可能です。
たった3日間の塩分ファスティングを試してみてください。参加者からは「家の味噌汁が塩辛く感じるようになった」「コンビニのお弁当がしょっぱすぎる」といった驚きの声が寄せられています。このような味覚の変化が、無理なく塩分摂取量を減らし、「むくみ」の解消や「ほっそりとした体型」への近道となるのです。
「味覚を変える」という選択肢
長年の食習慣や家庭環境、外食文化などが形成してきた私たちの味覚は、大きな影響力を持っています。しかし、この「味覚」をたった数日間で変えられるとしたら、それは「生まれ変わり」に等しい経験ではないでしょうか?
塩分ファスティングで、あなた自身の舌と体型に向き合い、新たな自分を発見してください。「生まれ変わる」という感覚を、ぜひ一度体感してみてください。
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【塩分ファスティング(とこわか式塩抜きダイエット)】
https://na-fasting.com/
instagram: https://www.instagram.com/na_fasting
・食べても痩せるダイエット法
・3日(もしくは2日)間、塩分を一切摂取しない日々を実践。
・1日3食しっかり食べ、水分も摂取。塩分だけをカット。食欲は我慢しない。
・その後、味覚・体型・心境の変化を確認。以前とは異なり、塩分量をケアしながら生活できるようになっている為、あなたはリバウンドしにくい味覚へと変化。