ダイエットの新常識11:塩分ファスティングで血圧も好転?
3日間の塩抜きで血圧に変化が!
塩分ファスティング(とこわか式塩抜きダイエット)の基本はシンプルです:
「塩分をコントロールして体内の水分量を減らし、むくみを改善」
この基本原則に基づき、今回は血圧への影響に注目していきます。
人間の体重の約60%を占める水分。実は、そのほとんどが「0.9%濃度の食塩水」です。塩分摂取量を抑えると、体内の水分量が減り、むくみが解消されるのはもちろん、血液中の水分量も変化します。これが血圧に影響を与える理由です。
血液中の水分も塩分次第で増減する?
体内の水分は大きく分けて以下のように分類されます:
- 細胞内液(ICF):体内水分の約2/3
- 細胞外液(ECF):残り1/3(血漿や細胞間の液体)
血漿は血液の液体成分であり、約90%が水分。塩分コントロールはこの血漿の水分量を減らし、血圧を調整する鍵となります。
塩分と血圧の仕組みを解説
食事で摂取する塩分が血圧に影響を与える仕組みは以下です:
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塩分が水分を引き寄せる 塩分(ナトリウム)は体内で水分を保持する役割を持ちます。濃度が上がると細胞外液(血漿を含む)に水分を引き寄せます。
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血液量が増える 血漿の水分量が増加し、結果的に血液全体の量が増えます。これが血管に圧力をかけ、血圧を上昇させます。
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塩分制限で血圧低下 塩分を抑えると水分保持量が減り、血液量が適正化されます。その結果、血管への圧力が軽減され、血圧が低下します。
実際に効果があったモニター結果
当社が実施したモニター調査の結果をご覧ください。
モニター概要:
- 参加者:男女50名(20~66歳)
- 期間:2023年3月1日~4月20日
- 方法:外食のない3日間を選び、塩分を制限
- 測定項目:血圧(収縮期血圧)と体重
結果:
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血圧変化:
- 高血圧(130mmHg以上)の人:11名中10名が血圧低下、平均△18.5mmHg
- 正常血圧(130mmHg未満)の人:38名中30名が血圧低下、平均△12.3mmHg
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体重変化:
- 全員が減少、平均△1.8kg(最大△3.8kg)
血圧が高い人ほど顕著な改善が見られたことがポイントです。
血圧低下と塩分制限のメカニズム
塩分を抑えることで血圧が下がる理由は、体内の水分調整機能が関係しています。体液バランスの調整を担う浸透圧機構が働き、余分な水分が排出されることで血液量が減り、血圧が低下します。この効果は、塩分ファスティングを実践した3日間という短期間で明確に表れました。
健康とむくみスッキリを両立
血圧が高めの方にとって、塩分ファスティングはむくみの解消だけでなく健康面でも有益です。短期間で変化を実感できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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【塩分ファスティング(とこわか式塩抜きダイエット)】
https://na-fasting.com/
instagram: https://www.instagram.com/na_fasting
・食べても痩せるダイエット法
・3日(もしくは2日)間、塩分を一切摂取しない日々を実践。
・1日3食しっかり食べ、水分も摂取。塩分だけをカット。食欲は我慢しない。
・その後、味覚・体型・心境の変化を確認。以前とは異なり、塩分量をケアしながら生活できるようになっている為、あなたはリバウンドしにくい味覚へと変化。