8月の過ごし方

毎日暑い日が続きますが、ご体調はいかがでしょうか?


お盆が終わると夏の後半戦。

外は猛暑、室内は冷房…という環境差や、冷たい飲食の増加で「むくみ」が続きやすい時期です。残暑を軽やかに過ごすためのポイントをお届けします。




夏の「むくみ」は脂肪じゃない


夏の間に体重が増えると「太った」と思いがちですが、実はその多くが脂肪ではなくむくみ(余分な水分と塩分)です。


塩分過多になると、体は水分を抱え込み、体が重く、だるく感じやすくなります。しかも冷房や冷たい飲み物で血流が滞ると、むくみはさらに悪化します。


ここで無理な食事制限をするより、まずは1日1食の塩抜きで余分な塩分を手放し、体の巡りを整えることが賢いリセット法です。


体重も一つの目安ですが、シルエットもとても重要です。むくみのない「すっきりシルエット」を目指しましょう!



「冷えむくみ」を放置しない


8月は、屋外では汗をかいて塩分が減っているように感じても、室内では冷房によって体が冷え、血流が悪化しています。この状態は「冷えむくみ」と呼ばれ、顔や足が腫れぼったく、疲れやすくなる原因に。


塩抜き食は、体内の塩分バランスを整えつつ、温かい飲み物や湯船入浴と組み合わせることで、冷えむくみをスムーズに流します。




朝の白湯で塩分リセット


朝起きたときの体は、夜の間に溜まった塩分と水分でむくみがち。一杯の白湯を飲むことで内臓が温まり、腎臓の働きがスムーズになり、余分な塩分が排出されやすくなります。


朝食を摂る前に、まずは白湯で「抜く」準備を整えましょう。



夏イベント前の3日間塩抜き


8月後半は、海やプール、浴衣でのお出かけなど、楽しいイベントの予定が目白押しではないでしょうか。


夏の特別な日には3日間の塩抜きが有効です。

効果:むくみ解消、輪郭スッキリ、味覚リセット

注意点:完全無塩ではなく1日1食塩抜きに。水分・カリウム補給を忘れずに。


短期間でも余分な塩分が抜け、イベント当日の写真映えや着こなしに差が出ます。




麦茶は塩抜きダイエットの心強い味方


麦茶はノンカフェインで胃腸にやさしく、カリウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富。これらのミネラルは、体内の余分なナトリウムを排出しやすくします。


冷たいままでも美味しいですが、塩抜き効果を高めたいときは常温水や麦茶がおすすめです。




BBQや外食の翌日は「抜く日」に


夏はBBQや外食で、塩分・糖分・脂質が一気に増えがち。翌日は無理な断食ではなく、カリウム豊富な食材を使った無塩食で体を整えましょう。


カリウムは、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出し、むくみやだるさを和らげる働きがあります。


おすすめ食材は、

・バナナ、キウイ、すいかなどの果物

・トマト、ほうれん草、きゅうり、枝豆などの夏野菜

・じゃがいも、さつまいもなどのいも類

・大豆、レンズ豆、黒豆などの豆類


これらを卵や豆腐などのたんぱく質と組み合わせると、栄養バランスも整い、回復も早まります。


「抜く日」を設けることで、体は次の食事をスムーズに受け入れられ、味覚もリセットされます。



快眠も塩分調整から


塩分過多は血圧や神経を高ぶらせ、寝つきの悪さや夜中の目覚めを引き起こします。特に、寝苦しい夏は、夕食の塩分を控え、寝る前の水分補給を常温水で行うことで、睡眠の質が上がります。